Citation Styleを編集する

さて、いよいよCitation Style(引用スタイル)を編集します!
テキストエディタで編集してもよいのですが
面倒なのでFind and edit CSL citation stylesのサイトで編集しました。

Find and edit CSL citation styles
Find and edit CSL citation styles

まず、Search by nameをクリックして引用スタイルの検索画面へ

引用スタイルを編集するには
引用スタイルを編集するには

検索して見つかったら、引用スタイル名をクリックするか、View Styleをクリックする。

Search by Name引用スタイルを検索します。
Search by Name引用スタイルを検索します。

引用スタイルの詳細内容が表示されます。
Style_Info_と_jambaio研究実績

Edit StyleをクリックするとVisual Editorがひらきます。

Visual_CSL_Editor

引用スタイルのサンプル表示とinfoの内容が表示されます。
Visual_CSL_Editor_info

titleとIDをユニークな文字列にする。
IDはhttp://www.zotero.org/styles/XXXXXX   ← XXXXXXをユニークな文字列にする。
スクロールして

「rel=”self”」 は、スタイルの自動更新をするのためのもの
「rel=”self”」 は、スタイルの自動更新をするのためのもの

Links の rel のボックスを空欄にします。
self はスタイルを自動更新するときに指定します。
スクロールしてAuthorsも消しておいた方がよいと思われます。

Authorsも消しておいた方が良いと思います。
Authorsも消しておいた方が良いと思います。

Deleteをクリックします。

いよいよ表示形式の変更をします。
EXAMPLE BIBLIOGRAPHYをみると、Authorの部分が「et al.」になっています。
全員表示させたいのでここにカーソルをのせると…

EXAMPLE BIBLIOGRAPHYのAuthorにカーソルをのせる
EXAMPLE BIBLIOGRAPHYのAuthorにカーソルをのせる
Authorの部分がブルーに変わり
Authorの部分がブルーに変わり

背景がブルーに変わります。
ここをクリックすると、テキストのフォームを
イタリック、太字、アンダーラインなどに変えられます。
今回は、そのままのフォームを使用するのでNameをクリック。
EXAMPLE BIBLIOGRAPHY name

下の画像のようにNameの設定部分が表示されます。

neme編集

スクロールして…

nameの書式
et-al略記になっているので、et-al-minと et-al-use-firstで設定します。
et-al-minの値以上の著者がいる場合、et-al-use-first値以降の著者を省略するので、
今回は、et-al-minを最大値、et-al-use-firstも最大値にしました。
例えば et-al-min の値を2、et-al-use-firstに1を設定すると
2人以上著者がいる場合、2人目以降「et al.」表示になります。

プルダウンには「19」までしかないので
それ以上の値を指定したかったのでsaveした後でソースコードを書き換えました。
(最大値がわからなかったので…この値にしてみました)

ソースコードを書き換えました。
ソースコードを書き換えました。
et-al-min=”49″ et-al-use-first=”50″

次は発行年月で降順に並べたいので
Sortをクリックします。

sortの設定 表示順を発行年月の降順、著者の昇順にしたい!
sortの設定
表示順を発行年月の降順、著者の昇順にしたい!

まず、発行年月の降順にしたいのですが
Sort by author 著者順になっています。
sortの設定項目

Sort by author をクリックすると設定ができます。
Type のプルダウンリストに macroとvaliableがあります。
valiableにします。

ソートキーをissued(発行年月日)に
ソートキーをissued(発行年月日)に

Type の下がvariableにかわるので
vaeiableをissuedに設定します。

variableをissuedに設定
variableをissuedに設定

issued(発行年月日)を降順にしたいので

sortをdescendingに設定
sortをdescendingに設定

descending(降順)にする。
EXAMPLE BIBLIOGRAPHYの年をクリックすると表示の仕方が編集できます。

年月で表示 月はテキスト形式に
年月で表示
月はテキスト形式に

date-partsをyear-monthに
月をテキスト形式で表示させたかったのでformをtextにしました。

次にauthorでsortしたいので、2番目のsort by titleを変えます。

authorで昇順にする
authorで昇順にする

この設定で著者を昇順にsortします。
とりあえず、これで設定は完了!

作ったCSLを保存する
作ったCSLを保存する

Style Saveをクリックすると、下のウィンドウが表示されます。

styleをsaveする
styleをsaveする

SAVE TO DISKをクリック。
csl形式でローカルにダウンロードできます。

Visual_CSL_Editor_18

CSLファイルがダウンロードできたら
引用スタイルを登録します。

zotero(Desktop)
歯車のマークをクリックし、
環境設定をクリックするとウィンドウが表示されるので
引用をクリックします。

引用スタイルの画面の「+」をクリック
引用スタイルの画面の「+」をクリック

引用スタイルの画面の「+」をクリックすると

引用スタイルをzoteroに追加
引用スタイルをzoteroに追加

「スタイルを追加する」というウインドウが表示されるので
先ほどダウンロードしたファイルを選択して追加します。

MendelyはメニューバーのView→Citation Style → More Styleをクリック。

Mendeleyに引用スタイルを追加
Mendeleyに引用スタイルを追加

下のようなCitationStyle ウィンドウが表示されます。

CSLファイルをクリック&ドロップで追加できます
CSLファイルをクリック&ドロップで追加できます

CSLファイルをクリック&ドロップすればインストール完了!
後はエクスポートするときの設定に
この引用スタイルを設定するだけです。

CSLの言語仕様を詳しく知りたい場合は、
citationstyles.org
http://citationstyles.org/の Documentation
Language Specificationをみてください。

2012.09.03
citation Style Language 1.0.1
Language Specification
http://citationstyles.org/downloads/specification.html

長くなりました。

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